東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催された「JBKS2012」。
今回の展示会参加は、「米ぬか繊維商品の幅広い展開」の紹介と、新開発商品「米ぬかシリコン」（究極のかかとケア）の発表を軸として、進化しつづける『米ぬか繊維SK』を開発姿勢とともに提案したいと考えました。
ナイトウェア、パーカー、プルオーバー、ショール、ボクサーパンツ、レッグウォーマー、ルームシューズなど、部屋でくつろぎながらお肌ケアができる「米ぬか衣料」の提案は、次なる『米ぬか繊維SK』の広がりとして来場者の多くの方々から興味を示していただきました。
“薄くて、よく伸び、米ぬか美肌オイルで肌をつつむ”新開発商品「米ぬかシリコン」には、国内外のバイヤーの方々から想像以上の関心と注目をいただき、その説明に一層ちからが入りました。
ある海外のバイヤーの方には、展示している靴下すべてを販売してほしいと驚きのお話もありました。 展示品なので今それはできないとお伝えしたのですが、そこまでの気持ちを頂いた嬉しい出来事でした。
やはりモノづくりは一つのことにこだわり続け、とことん掘り下げて提案していけば思いは伝わると、改めて身をもって感じることができた充実の2日間でした。

独自開発の新繊維、米ぬかの天然美肌成分を練り込んだ『米ぬか繊維SK』、その繊維で提案するソックス『素肌にチュッ！歩くぬか袋』を、「IKAE 2006　国際ニット技術展　ニットの礎」〈（株）センイ・ジヤァナル主催〉へ出展することに決めました。和歌山県工業技術センターの谷口久次先生をはじめ、築野食品工業（株）、オーミケンシ（株）の協力を得て完成した製品に対する自信と、その製品を多くの人に知ってもらえる、魅力を伝えられる、という期待に胸が膨らみました。
しかし、これまで展示会に出展したことがありません。初めての経験に、不安もありました。米ぬかの健康効果・美肌効果を理解してもらえるのか、米ぬかの美肌成分を繊維に練り込んだ『米ぬか繊維SK』は評価を得られるのか、新提案のソックス『素肌にチュッ！歩くぬか袋』に興味を持ってもらえるのか。準備には半年をかけ、一つひとつ検証を重ねていきました。展示会に向けての資料提供や製品の効果・効能の検証など、和歌山県工業技術センターの谷口久次先生、築野食品工業（株）、オーミケンシ（株）には、多大なご協力をいただきました。開発に携っていただいた皆様の展示会発表への強い思いが、大きな力となりました。

そして、2006年6月14日「IKAE2006　国際ニット技術展」が、東京都港区にある東京都立貿易センター浜松町館で開幕しました。ニット、インナー、靴下の製品メーカーを中心に119社が出展。初日、開場するとすぐに弊社の展示ブースへは、大手靴下メーカーやアパレルメーカ−、健康関連メーカー、商社など様々な業種の方々に来ていただきました。開催期間中の3日間、たくさんの方が米ぬかの美肌効果に興味を持たれ、『米ぬか繊維SK』『素肌にチュッ！歩くぬか袋』に関心を示してくださいました。『米ぬか繊維SK』の製法に関するご質問、『素肌にチュッ！歩くぬか袋』の販売方法に関するご提案をいただくこともありました。また開発者として、この製品にかける思いもしっかりと伝えることができました。いろいろな人と接し、お話しするうちに、出展前の自信と期待は、はっきりとした手ごたえ、確信に変わっていきました。

開催期間中、次々と来られる各業界の関係者の多さに、
米ぬかと、その美肌効果に対する関心の高さを実感しました。

靴下業界、繊維業界だけでなく、インナー、アパレル、そして健康関連など各業界から熱い注目を集めている『米ぬか繊維SK 』。米ぬかの天然美肌成分を練り込んだまったく新しい繊維『米ぬか繊維SK』の可能性は大きく広がっています。『素肌にチュッ！歩くぬか袋』として靴下からスタートしますが、今後、お肌を守って健康的に維持する様々な製品の展開にご期待ください。